角田夏実、その名は柔道界で輝く新星として知られています。 オリンピック金メダルとして日本中に感動を与えた彼女の背景には、知られざるドラマがありました。
角田夏実が結婚より金メダルを選んだ
パリ2024オリンピックで角田夏実選手が金メダルを獲得しました!!
ページID：0053133 更新日：2024年8月2日更新
2024年7月26日から8月11日の期間、フランスのパリにて開催されている「パリ2024オリンピック」に八千代市出身の角田夏実（つのだ・なつみ）選手が柔道女子48kgに出場し、見事優勝に輝きました。
同日、八千代市市民会館とイオンモール八千代緑が丘で開催したパブリックビューイングには、多くの市民の方が集まり、角田選手を応援しました。
〜中略〜
決勝戦には深夜にもかかわらず、両会場ともほぼ満員の観客で埋め尽くされるなか、モンゴルのバブドルジ選手との対戦を見届けました。開始2分54秒に、角田選手が得意の巴投げで技ありを取ると、大きな歓声が沸き起こり、そのまま勝利を手繰り寄せ、今大会第1号の金メダル、そしてオリンピック夏季大会では通算500個目となる記念すべきメダル獲得となりました。
八千代市
角田夏実の結婚してるの？
現在、角田選手は独身です。 「柔道一筋」という言葉がぴったりの彼女は、恋愛よりも畳の上での勝利に全てを捧げました。 結婚願望を問われれば「まだまだ先のこと」と笑顔で悔しい姿が印象的です。
角田 夏実の基本情報
名前 角田夏実
出身地 千葉県八千代市
生年月日 1992年8月6日（32歳）
身長 161cm
血液型 A型
リーチ166cm。握力は右32kg、左34kg。組み手は左組み。得意技は内股、巴投げ、寝技（とりわけ関節技）
角田夏実のi衝撃の生い立ちがすごかった
父に誘われて始めた柔道
幼少期の角田選手は、実は運動が苦手だったと言います。 でも、6歳で柔道と出会い、その世界にめり真剣でいきました。 練習中に涙を流すこともありましたが、「諦めない心」家族から学び、乗り越えてきました。
いつ柔道を始めたのですか
角田選手小学2年生のときに、柔道整復の専門学校で柔道部に所属していたこともある父に誘われたことが、柔道を始めるきっかけでした。父は口で説明するよりも、感覚で教えるタイプの人だったので、上手くできないときにはよく言い合いになることもあり、泣きながら練習をしていましたね。
柔道以外にはどんなことをやっていましたか？
角田選手柔道以外に水泳も習っていたのですが、スタミナはもちろん、肩の筋肉が付いたのも、このとき習った水泳のおかげかもしれません。
しかし、当時は身長も低く体重もなく小さかったので、階級区分が少ない小学生の試合では、周りから「よく柔道をやっているね」と驚かれることもありました。
柔道への道
ジュニア時代から頭角を現した角田選手。全日本チームに選ばれる過程では、数々の挫折も経験しました。しかし、彼らの経験が彼女を更に強くし、国際大会での活躍はこれからも続いていきます。
悔しさをバネに、柔道に取り組むと決めた中学時代
中学時代のエピソードは？
角田選手中学2年生のときに出場した県大会で優勝し、その後全国中学校柔道大会に出場したのですが、1回戦が始まると13秒くらいで負けてしまって、そこで悔しい気持ちを覚えました。
それまでは、体が大きい相手にあたって負けてしまったときは「しょうがない」という気持ちが強かったです。しかし、全国中学校柔道大会で何が起きたのか、どんな技をかけられたのかも分からないまま負けてしまったときに、初めて「もっとしっかり練習しなければ」と感じました。
厳しい練習が続いた高校時代
高校時代のエピソードは？
角田選手八千代高校で柔道部に入部すると練習の厳しさに驚きました。朝早く練習のために学校へ行き、そのあと授業を受けて、放課後は夜まで練習の毎日。ただ、八千代高校には色々なところで練習できる環境があり、合宿で大学に行き、現役大学生と練習ができたことは自分にとって大きかったですね。
高校2年生のときに全国高等学校総合体育大会（インターハイ）柔道競技大会（以下、インターハイ）で3位に入賞したときは、本当に嬉しかったです。3位になれるなんて、自分はもちろんコーチも予想外。準決勝の試合中に、コーチが興奮しながら声を掛けてくれたのを今でも覚えています。
思うように結果が残せず、柔道から離れたいと考えるようになっていきます。
大学で柔道の楽しさを再び知る
大学時代のエピソードは？
角田選手そんなときに東京学芸大学の監督から、柔道部の強化を始めたばかりなので、入ってもらえないかと声を掛けて頂きました。
大学時代の試合で一番印象に残っているのは、全日本学生柔道優勝大会（女子3人制）で優勝したことです。
3人制は無差別なので、自分よりも大きい選手と対戦することもあります。私は体が大きい選手と試合をするのが苦手ですが、一緒に出場したひとつ上の先輩は、私と同じ52kg級でも、階級の全然違う100kgの選手と戦うのが得意と言っていました。
大会は得意不得意の違う3人で試合に出場。試合の順番や対戦相手も含め、自分達が得意とするタイプの選手とあたり続ける幸運。運も味方につけ、どんどん試合に勝てましたね。
無差別なのに、こんなに上手く得意な相手とあたるものなのかと思うほど。調子も良かったので、団体戦で一番盛り上がれた大会かもしれません。
怪我に悩まされた社会人時代
社会人時代にはどのようなエピソードがありますか？
実は社会人になってすぐに膝の手術を受けています。
角田選手大学4年生のときに膝が痛くなり始め、そのまま講道館杯全日本柔道体重別選手権大会（以下、講道館杯）に出場しましたが、膝の影響もあり、結果は初戦敗退。この結果、強化選手から外れてしまいました。了徳寺学園は、強化選手からしか職員を採用しないため、あのときの危機感は、今でも良く覚えています。
強化選手に戻れなければ、仕事も変えなければいけない。もう柔道をする機会がなくなる…。そう考えたときに、あれだけ辞めたいと思っていた時期があった柔道がなくなったら、自分に何が残るのだろうと思ったのです。
柔道が好き
自分は「本当に柔道が好き」なのだと気付きました。その1年間は「勝ち続ければ、それだけ柔道を続ける期間が延びる」と考えながらリハビリや練習に取り組みましたね。必死の思いがあったからこそ、2016年の講道館杯が優勝につながったのだと思います。
柔道とどう向き合うか迷い、世界2位のプレッシャーから解放されたのは、2018年2月の柔道グランドスラム・パリ。やっと気持ちが吹っ切れ始め、「自分の柔道をやるしかない」と思えるようになったのです。3月の合宿では、「自分は柔道が好き」という気持ちに。初心に戻ることができました。
まとめ
角田夏実選手の魅力は、柔道への情熱と献身あります。 結婚よりも柔道を選び、金メダルを手にした彼女の姿は、多くの人々に勇気と感動を与えています。家族背景を乗り越え、限界を迎えた角田選手。彼女の柔道人生は、まだまだ続きます。
この記事では、角田選手の金メダル獲得までの道のりと、現在結婚していない状況をひたすら描写しました。彼女の柔道への情熱と献身が、現在未婚状態につながっているという点を強調しまた、家族の支援や生い立ちのエピソードを繰り返すことで、より昔ながらのストーリーのある展開を心がけました。
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