大山のぶ代さん認知症はいつから?夫が介護?負担は?発症からこれまでの経緯

大山のぶ代さんは、2012年にアルツハイマー型認知症と診断されました。彼女は2008年に脳梗塞を発症し、その後のリハビリを経て一時的に回復したものの、徐々に記憶や認知機能に問題が現れるようになりました。最初は脳梗塞の後遺症だと考えられていましたが、2012年秋に専門医の診断を受けた結果、認知症であることが明らかになりました。

その後、彼女の夫である砂川啓介さんは、彼女の病状を公表することを決意しました。公表は2015年5月のラジオ番組で行われ、大きな反響を呼びました。砂川さんは、公表することで自分自身も楽になり、妻も以前より明るくなったと語っています。

大山さんの認知症の進行状況については、日常生活において様々な困難が見られました。例えば、料理をする際に鍋を焦がしたり、冷蔵庫の扉を開けっぱなしにすることが増えました。また、味覚や嗅覚にも影響が出ており、同じ料理でも日によって「おいしい」と言ったり「まずい」と言ったりすることがありました。

このように、大山のぶ代さんは2012年から認知症と闘っており、その後の数年間で彼女と夫の砂川さんは様々な試練を乗り越えてきました。

「啓介さ~ん」「お父さ~ん」認知症の妻・大山のぶ代は、闘病中の夫・砂川啓介の病室で声を掛けた

おしどり夫婦として知られた、大山のぶ代さんと砂川啓介さん。砂川さんは2017年に亡くなったが、その時、認知症が進行していた大山さんはどのような反応を見せたのか。 長年のマネジャーである小林明子氏が語った記事「 大山のぶ代は夫 砂川啓介の棺に涙ぐんだ 」(2017年9月号、「文藝春秋 電子版」掲載)を、文春オンラインの特集「家族と病」にあわせて一部紹介します。 ◆◆◆

支え合って生きてきた2人

大山のぶ代氏 ©文藝春秋

 私は過去約30年、大山以外の俳優を担当したことがありません。砂川さんは大山が体調を崩すまで別の事務所に所属していたのですが、北海道駅弁の旅とか茨城へアンコウを食べに行く番組など、夫婦で出演する仕事には昔から私が1人で付いて行きました。  それはもう、仲のいい夫婦でした。たとえば地方の仕事を終えて帰る新幹線の中から、大山は必ず砂川さんに電話をかけます。 「いま乗ったから、何時に着くから。今日は何? あ、そう。大根と何とかなんだ」  と話しているのを聞いて、「あ、ご主人が晩ご飯作って待ってるんだな」と。もともと大山は料理が得意で、五十の手習いみたいな形で砂川さんに教えたんです。ところが砂川さんのほうが上達して、板長さんみたいになりました。砂川さんの料理は本当に美味しいですよ。2人とも工夫して新しいレシピを作るのが好きで、共著で料理本も出したほどです。『ドラえもん』で忙しくなった大山の代わりでもあったので、複雑な思いもあったでしょうけど、割り切っていました。

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目次

はじめに

  • 発症時期: 大山のぶ代さんは2012年の秋にアルツハイマー型認知症と診断されました。
  • 診断の背景: 2008年に脳梗塞を発症し、その後のリハビリを経て回復したものの、認知症の症状が現れ始めました。
  • 症状の進行: 記憶障害や判断力の低下が見られ、日常生活に支障をきたすようになりました。
  • 公表の経緯: 夫の砂川啓介さんが2015年にラジオ番組で公表し、世間に広まりました。

大山のぶ代さん認知症はいつから?

  • 記憶障害: 1、2分前のことも覚えていないことが多くなりました。
  • 判断力の低下: 料理中に鍋を焦がすなど、日常生活でのミスが増えました。
  • 味覚の変化: 以前は美味しいと感じた料理を翌日にはまずいと言うことがありました。
  • 日常生活の支障: 冷蔵庫を開けっぱなしにするなど、日常の行動に支障が出ていました。

大山のぶ代さん認知症公表の経緯

  • 公表のきっかけ: 親友の毒蝮三太夫さんのアドバイスで公表を決意。
  • 公表の場: 2015年にラジオ番組「大沢悠里のゆうゆうワイド」で初めて公表。
  • 反響: 公表後、多くの励ましの声が寄せられ、夫の砂川さんも心が軽くなったと述べています。
  • 公表の影響: 認知症に対する理解が広がり、社会的な関心が高まりました。

大山のぶ代さん認知症への夫の支援

  • 介護の開始: 夫の砂川啓介さんが大山さんの介護を始めました。
  • 支援の内容: 日常生活のサポートや食事の準備を行っています。
  • 精神的支え: 砂川さんは大山さんを「新しい娘」として受け入れ、愛情を持って接しています。
  • 介護の課題: 認知症の進行に伴い、介護の負担が増加しています。

大山のぶ代さん認知症の社会的影響

  • 認知症への理解: 大山さんの公表により、認知症への理解が深まりました。
  • メディアの反応: 多くのメディアが取り上げ、社会的な関心が高まりました。
  • 啓発活動: 夫の砂川さんは講演会を通じて認知症の啓発活動を行っています。
  • 社会的支援: 認知症患者とその家族への支援の重要性が再認識されました。

大山のぶ代さん認知症からわかる介護の課題

  • 介護の負担: 認知症の進行に伴い、介護の負担が増加しています。
  • 支援の必要性: 家族だけでの介護は限界があり、社会的な支援が求められています。
  • 介護者のストレス: 介護者自身の健康管理も重要な課題です。
  • 介護の工夫: 認知症患者のプライドを尊重し、穏やかな介護を心がけることが大切です。
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